成長期の子どもにとても効果のある治療方法です。
特に反対咬合（受け口）に有効です、
予防矯正、咬合育成とも言われます。

どんな治療ですか？
マウスピースを使って反対咬合（下顎前突）や過蓋咬合・出っ歯（上顎前突）を治します。

マウスピースはいつするのですか？
日中１時間と就寝中にマウスピースをします。飲食時やこども園・学校では使いません。

どれくらい効果がありますか？
重症度や治療への協力度などケースバイケースですが、反対咬合の治療では７割から８割改善が見込めます。

何歳くらいで使用できますか？
幼稚園年長さんから小学校中学年くらいまでの骨の柔らかい成長期に使います。

どのくらいの期間使用しますか？
平均1〜1.5年ですが歯の生え変わりや顎の成長で変わってきます。

ワイヤー矯正との違いと使い分けは？
ワイヤー矯正は歯を直接移動させて歯並びをきれいにしますが、マウスピースは顎骨の成長誘導によりかみ合わせを改善します。どちらが良い悪いではなく役割が違います。
マウスピースは「土台の改善」、ワイヤー矯正は「仕上げ」のイメージです。

大人にも使えますか？
成長期が終わるにつれて効果が弱くなり中学生以降では使えません。

男女差はありますか？
理論的に男女差は無いのですが、当院の経験では女子の方がモチベーションも高く真面目に使ってくれる分よく治る印象です。

治療費用は？
当院では6万円です、基本的に追加費用はありません。

当院は10年以上マウスピース治療に取り組んでおり症例経験が豊富です。マウスピースですべて解決できないケースもありますがとても有効有益な治療方法です、迷ったら是非一度ご相談下さい。
特にご家族に反対咬合の方がいる場合、自然治癒は難しいです。

ワイヤー矯正と違って使用可能年齢が限られるので迷って先送りしていると適正時期を逃すことがあります、早めにご相談下さいますようお願いいたします。

外部リンク：
「反対咬合（受け口）ってなーに？」ムーシールド開発者柳澤先生のわかりやすいサイトです。